Twitterでフォローさせていただいている、みゅ(@Reruno_404)さまの『窮鼠はチーズの夢を見る』ファンアートの紹介です。
※ 作者さまの許可を得て掲載しています。無断転載禁止です。
もう、素晴らしすぎて、言葉がないです……😭 『俎上の鯉は二度跳ねる』の、あのラストシーンです。
個人的な話で恐縮なのですが、自分はこのシーンが、『窮鼠はチーズの夢を見る』シリーズの中でいちばん好きです。というか、このラストがあったからこそ、ここまで深く沼に落ちた気がします。
自分がもし、このときの恭一さんの立場だったら……と、よく考えます。私だったら……正直、あの状況で今ヶ瀬は選べないです。
だって、恭一さんはたまきちゃんのこともじゅうぶん大切に思っていて、これからの人生の伴侶として、知佳子さんのときとは違って、きちんと向き合おうとしていたところだったんです。
私だったら、確実に見えているたまきちゃんとの幸せの道を選ぶと思います。
人生が一時の衝動や綺麗事だけではすまないことは、恭一さん自身も(そして今ヶ瀬も)よく分かっていたはずで、このラストにいたる直前、恭一さんがとても苦悩している様子から、そのことがひしひしと伝わってきます。
でも、恭一さんが全部を捨ててもそうしたのは、そうせざるを得ないほど、今ヶ瀬のことを本気で好きになったからなんですよね。恋に落ちるということの恐ろしさと、その圧倒的な強さに、私は本当に、驚くほど胸を打たれたんです。
人の心が理屈をこえて動く瞬間の、まばゆいほどの光を見せてもらったというか……
そして、最後に覚悟を決めた恭一さんがものすごくかっこよくて、このラストシーンで恭一さんが今ヶ瀬を引き止めてくれた瞬間に、恭一さんは私の永遠のヒーローになったといっても過言ではないです😭
原作漫画が完結して10年以上経った今、いちばん好きなその場面のファンアートを見ることができて、しかもこんな素晴らしいイラストで、はじめて拝見したとき、本当に衝撃と感動で震えました。
こうしてご紹介する機会をいただけて、光栄の限りです。みゅさん、本当にありがとうございました‼
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